水を飲むのが苦手な人のための、水をたくさん飲むメリットと飲み方

「水は1日2L飲んでます」

一昔前はこんなこと言ってると、モデルかよ〜なんて意識高い人扱いされるイメージありますよね。

しかし、フィットネスブームが到来、あらゆる適当なダイエット法が淘汰されてきた今日、たくさん水を飲むことが、信頼できる健康法(ダイエットに不可欠なこと)の一つとしてある程度市民権を得てきたんんじゃないかなと思っています。

そこで、水をたくさん飲むのが苦手な人のために水をたくさん飲む方法をいくつかご紹介しようと思います。

といいつつも、まずは、たくさん水を飲むことのメリットを改めて簡単に解説します。メインとなるのは以下の4つかなと思います。

  1. 運動した際の脂肪燃焼に役立つ
  2. 老廃物の排出に役立つ、便通にもいい
  3. 肌の調子を整える
  4. 食べ過ぎ防止

 

詳しく説明すると

1.運動した際の脂肪燃焼にに役立つ

これは一番知って欲しい欲しいやつなんですが、私の感覚だと結構知られていない効能です。痩せたいけど何からしたらいい?って話になると、「まずは水飲んで」というくらい大事だと思っています。

脂肪は分解する時も、分解してエネルギーになって運ばれる時も、水分が必要になります。その時に水分が足りてないと、せっかく脂肪分解の機会を逃してしまうことになりかねません。ちょっと一駅歩いている時とか、お買い物でたくさん歩くとかそんなちょっとしたことも立派な有酸素運動なので、ジョギングなど意識的に運動をしていない人でも水分摂取足りてないことは本当にもったいないと思います。

2.老廃物の排出に役立つ、便通にもいい

体の中で起きていることとしては1と近いですよね。体をめぐる体液や血液の主成分はもちろん水です。体に充分な水分が満たされていることで血流が良くなり、老廃物の排出が促されるということです。

そして、老廃物の排出の中でも便通の改善にも役立つのが嬉しいところ。摂取した食物や水分は消化器官を通り、最後は大腸で吸収されます。が、ここで十分な水分が含まれていることで、便通がよくなるということなんですね。食物繊維などのサプリメントやお薬に頼っている人は、まず水が飲めているのかチェックしてみてください。(比較的、水は安いですからね笑)

ちなみに、特にデトックスを意識する場合は、1Lあたりの水に含まれるマグネシウムとカルシウムの量が120ml以上の「硬水」(有名どころだとコントレックスとかですね)がおすすめです。が、味が苦手だったりむしろ便が緩くなってしまうなど体質に合う合わないがあるので、一気に置き換えるよりは少しずつ様子を見るのが良いと思います。

 

3.肌の調子を整える

血液や体液はほとんど水分と前述にありますが、さらに言うと人間の体全体を見ても60%は水分でできています。その体から水分が枯渇してしまうと、乾燥するだけでなくシワやたるみなど、様々なエイジングにもつながってきます。

…そんな大袈裟な!!!と思われる方も少なくないと思います。私もそう思ってました。が、ちょっとイメージしてみてください。スーパーで売ってるリンゴと、1ヶ月ほど放置したしなびたリンゴ。

元気なリンゴの水分量は約85%ほどと、人間よりは大幅に水分率が高くはあるので純粋な比較は難しいですが、水分が失われることで表面にどのような影響が出てくるかは、このイメージで伝わるのではと思います。

いい保湿剤とか、スチーマーとか買う前に、まず水飲みましょ!!!

 

4.食べ過ぎ防止

そうです。ご飯食べる前に、コップいっぱいでいいので水飲んで、胃のキャパを埋めることで食べ過ぎ防止を狙うということです。(これだけ、脳筋プレーでごめんなさい。)

水飲め水飲めと書いてはいますが、ノンカフェインで無糖、カロリーも低ければ他の飲み物でも良いので、ここに関しては炭酸水とか発泡するものも満腹感に繋がりやすいのでおすすめ。個人的に一番お腹の膨らみを感じる飲み物は、ノンアルコールビール。これ嘘だと思って試してみてください、食事の前に飲み切るのは難しいと思いますが、なるべく食事の前半に一本飲み切るようにするとかなり満腹感があって、私個人の感想では食べ過ぎることは不可能かなと思います。

ノンアルコールビールいろいろ飲みましたが、おすすめは

・からだを想うALL-FREE(トクホのやつです、トクホだからというよりは香りが好きでおすすめ)

 

・龍馬1865(これはビールの気分に一番近いので好きです)

 

 

 

というところで、たくさん水を飲むって、結局どれくらい飲めばいいの?と思われると思います。

実際はその人の代謝や、その日の活動量によって変わるので明確に言えないので、様子を見ながら調整いただく前提で説明すると。

健康な成人の場合、体重1kgにつき約35mlが、1日に必要な水分量と言われています。つまり、体重が45kgなら1.5Lくらい、50kgの人は1.7Lくらい、55kgだと2L弱くらいですね。発汗量が多い日は、これに追加して水分をとるようにしましょう。

ただし、1日の水分量には、食事からとる水分もあります。無理に上記の数字を飲む必要はなく、まずは1Lくらいを目標にするところから始めるくらいで良いかと思います。(そう思うと女性で2L/1日飲むのはスゴイですね!)

 

 

と、ここまで理解したところで…習慣化するのは難しい!

2、3日の間続けるくらいなら簡単なんですが、毎日となるとかなりハードル高いです。コンビニで買うと1Lのペットボトルは大きいし、500mlだと何回も買わなくちゃダメでコスパも悪けりゃゴミの処理も面倒、ラベル剥がすの世界一面倒。

そう、さらっと書きましたが、面倒なんです。飲めるか飲めないかで言うと飲めるんですが、水をたくさん飲むための労力やコストがかけられないんですよね。(面倒でケチなだけ)(そもそも味のない飲み物が苦手というひとはノンカフェイン無糖のドリンクで頑張ってみてください応援してます)

毎日一定以上の量のお水を飲めるかどうかは、”コンビニで水を買わない前提でいかにオペレーションを簡略化するか”にかかっていると思っているので。私なりに考えた、一番コストのかからない水飲みオペレーションとお役立ちグッズをご紹介いたします。

 

その1【オフィス、出先にて】管理が楽なマイボトルを追求してみる

オフィスだと給水機があることが多いのではないでしょうか。オフィスでなくとも、最近は無印良品やIKEAで無料の給水所がありますよね。給水所を探せるアプリなどもあり、マイボトルを持つ人は増えてきた一方で、元も子もないこと言うと…洗うのも汲むのもめんどくさい…。

なので、なるべく形はシンプルなもの、かつ(保温保冷などの機能性よりも)軽くて多くの水分を運べるもの、を追求していろいろ試してみました。

その結果私が一番使いやすかったのはこれです↓

 

ジムに行くのも、会社のデスクに置くのも、アウトドアのお出かけするのもこれがベスト。メモリがついているので飲んだ量がわかのがモチベーションの維持に役に立ちました。さらに、560mlと大容量なのに軽量なので、組み直す回数は多くて二回くらい、満タンに入れても重くないのでかなりストレスフリー。

何より一番いいのは飲み口の形のシンプルさ。ワンタッチで開けられるような蓋付きボトルも便利なのですが口が小さいことが多く入り組んだ形も相まって洗うのが面倒。これはペットボトルの口がちょっと大きくなったような構造で、ツルッと洗えるのでかなり管理が楽でした。ただし手を入れて内部をゴシゴシ洗うのは難しいので、お茶や糖分油分を含む飲み物には不向きかなと。私は水専用にしていました。

 

その2【自宅にて】浄水器を設置する

これは、ミネラルウォーター派の人は読み飛ばしてください。

私はケチな気持ちが勝って、なかなか毎日何本もミネラルウォーターを消費したり、ウォータースタンドを導入する気に起きなかったので、代わりに蛇口に設置する形の浄水器を設置しました。(田舎出身なので水道水をじゃぶじゃぶ飲んでいたのですが、やはり都内の水はあまり美味しくない上に、建物も古いので少し不安)

水道水は塩素が気になる…という方も、塩素除去タイプの浄水器などいろいろあるので、ぜひ浄水器の導入を検討してみてください。かなりコスパが良いので、長期的な習慣化という意味ではおすすめです。

 

その3【自宅にて】カラフェを導入する

これはウォータースタンド派の方と、水道水派の方におすすめです。カラフェといいつつポットやピッチャーなど、なんなら空ペットボトルでもいいと思いますが、少し多めの水を汲んで設置するのがおすすめです。

普通にコップで飲めば良くない?と思われるかもですが、カラフェのいいところは汲みに行く手間が格段に減るというところです。

水をたくさん飲む習慣がついてしまうと、グラスいっぱいの水なんか一瞬で飲めてしまうので、毎度毎度組みに行くのが大変。かと言って自宅内で先述のマイボトルを使うのも、ちょっと大きいのでいちいち洗うのが面倒なんですよね。そこでマイボトルの代わりにピッチャーとグラス置いておけば、口をつけるのはグラスのほうだけなので洗う手間も削減できます。

インテリアになじむ、可愛いカラフェを探すのもいいですよね。私は、KINTOの1Lカラフェを使っています。実はこれプラスチックなんですが、見た目がミニマルで美しくて、さらに蓋がかなりシンプルな形なので衛生面も安心です。

 

 

その4【週末のお出掛けに】ラベルレスのペットボトル箱買い

ここまでマイボトルが〜とか言っておきながらも最後にはコレです、笑。

洗い忘れがあったりとか、時間ギリギリで汲むことすらできなかったりとか、あとは日中に給水したりコンビニに行く暇がなさそうな時など…。マイボトルを持って行きづらい日って結構あるんですよね…。

そんな時さっと持っていけるペットボトルの水があると結構便利なんです。コンビニや自動販売機で買うより安いですしね。

でも、記事冒頭に書いたとおり、私はラベルを剥がすのがめちゃくちゃ嫌いなのでいつもラベルレスタイプのミネラルウォーターを買っています。

おすすめは、価格と味の観点でこちら↓。49.5円/500ml1本はかなり安いのでおすすめです。(水箱買いはネット通販に限る…)

 

 

 

 

以上、水をたくさん飲むための”コンビニで水を買わない前提でいかにオペレーションを簡略化する”方法のご紹介でした。

皆さんもここら辺を導入して水を飲み始めたら、初めはお腹タポタポでしんどいかもしれませんが、慣れてくれば本当に毎日体の色々が気持ち良くなって快適になるので、是非是非チャレンジしてみてください。

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